Season 1
SEASON 1 TEAM
GOCHITABI DAIRY
ご馳走旅日記
角を切らない牛舎の物語
フェリーで小豆島へと渡り、”オリーブ牛の神様”と称される石井さんが営む牛舎へ。
過去かなりの数の牛舎を見てきましたが、これほどまでに懐いている牛たちを見たのははじめて。スタッフの方が近づくと、「撫でて!!」と言わんばかりに、愛おしそうに頭を擦り寄せてきます。そして、牛たちの頭には立派な角が。
角は飼育するスタッフを傷つける恐れがあるため、切り落として切断部を焼く牛舎もありますが、牛の角には血管や神経があり痛みを伴う処置とされています。
近年、アニマルウェルフェアの観点からこれが問題視されていますが、”オリーブ牛の神様”と称される石井さんの”石井正樹農場”では、痛いんだから遥か昔から切り落とさないのが当たり前といった様子。数十分の滞在でしたが、牛に注がれる溢れんばかりの愛情を感じることができました。
軽やかな脂と深い旨み
小豆島のオリーブ牛を食べに行こう
残念ながら流通量が少ないため、市場に出回ることはありませんが、抜群に美味しいだけでなく、軽やかな脂で胃もたれ知らずな牛肉です。小豆島に訪ねた際は、焼肉店”妃牛”で食べることができます。
また、県全体でオリーブ牛の研究に取り組んでおり、小豆島オリーブ牛に準ずる”讃岐オリーブ牛”であれば、比較的容易に手に入れることができます。是非、お試しください。