Season 1
SEASON 1 TEAM
GOCHITABI DAIRY
ご馳走旅日記
自然の恵みを凝縮した
完全天日塩
自然の力でゆっくりつくりあげる天日塩は、熱を加える釜炊き塩よりも海水のミネラルが壊れにくく、甘みのある深い味わいが特徴。
ひと口に天日塩といっても、使用する海水や製法もさまざま。海外のものでは、メキシコやオーストラリア沿岸部の乾燥地域や、地中海沿岸の塩田でつくられるものも有名です。
国内で有名なのは高知県。完全天日塩で塩を生み出す新進気鋭の塩職人を訪ねました。
オーダーメイドの天日塩
小川製塩所で使用するのは満潮時の海水のみ。粒子の大きさを均一にするため2か月という期間をかけて攪拌を繰り返しながら、70度にまであがるハウスの中で太陽光の力を使って水分を蒸発させ、塩とニガリに分ける工程で作られます。
塩をつくる過程で生まれる豆腐の凝固剤としても知られるニガリ(マグネシウム)は、残しすぎるとアクを強く感じ、全てとると辛くなる。また、塩の粒子が細かいとマイルド、大きいとパンチがあって強い食材にも負けないなど、同じ原料を使っても作り方によって異なる仕上がりになるため、ここでは料理人の好みに合わせて、塩をオーダーすることができます。
私たちも好みを伝え、オリジナルの塩をオーダーさせていただきました。完成するのは3ヶ月後。楽しみに待ってます‼︎