SEASON 1 TEAM
ご馳走旅日記
土を耕さない
だから甘くなる
一般的に甘いメロンの糖度が16度とされていますが、糖度20度を超えるみよいさんのかぼちゃ。最上級品の”黄金かぼちゃ”は、糖度25度を超えるというからさらに驚き。
美味しさの秘密は、耕さないという農法。「僕がやってるのは自然農法のパワーアップバージョン。耕すという行為は、畑を微生物が生きづらい環境に変えてしまうこと。科学肥料を入れる行為は、土を痩せさせてしまうこと。」と、みよいさんは語ります。それでも甘いカボチャになる理由。それは…

収穫は夕方
仕上げは高温熟成
美味しさの秘密①”収穫は夕方”
野菜といえば朝採りのイメージが強いですが、朝は夜間に吸収した硝酸が満タンの状態。カボチャにおいては、日中にそれを排出させ夕方に収穫する。
美味しさの秘密②”海洋深層水”
培養した微生物を海洋深層水でうすめたものを、微生物が活発になる満月と新月の前後のタイミングで土壌に与える。
美味しさの秘密③“高温キュアリング“
さつまいもの収穫後に行われるキュアリングは、温度30℃湿度90%程度で3~4日置くことで、収穫時についた傷をふさぐ方法。それをカボチャに応用させ、45℃で1週間〜場合によっては1ヶ月以上熟成させる。これによりホクホク感は失われるが、糖度と旨みがぐっと増す。
カボチャの旬といえば、通常は秋〜冬ですが、みよいさんのカボチャは8,9月が収穫期。店舗では旬の夏に向けて、みよいさんのカボチャを使った料理を考案中。グラタンにするか、スープにするか、それとも…メニューの完成をお楽しみに‼︎