SEASON 1 TEAM
ご馳走旅日記
雪景色の中で出会った
湧き水育ちのトマト
2月初旬。私たちが滋賀県を訪れたのは、日本列島を大雪が襲った翌週。雪の影響が落ち着いた頃。初日に南部、翌日に北部をまわる計2日間の旅。
最初に訪れたのは、県南東部に位置する蒲生郡日野町。高速を降りると周辺の田畑は白一面の雪景色。 ミネラル豊富な良質な地下水を使ったトマトの多品目栽培を行うFARM KEIさんにお邪魔しました。
戦国時代に武士が、この水を飲んで傷を癒していたと伝えられる鈴休(れいきゅう)神社の湧水。ここのトマトは、それと同じ水源を使って育てられているそうです。「この水使ったら誰でも美味しく作れるよ。私じゃなくてもいいし、ほったらかしでもその辺のよりはよっぽど美味しくなるからね。」と、生産者の井狩さんは豪快に笑います‼︎

個性際立つ様々な品種
ほったらかしという言葉に反して丁寧に栽培されている様々な品種のトマトを試食させていただきました。私たちの料理のスタイルにも合い印象的だったもは
・ぷちぽよ 汁が溢れる、後から甘みが追いかけてくる
・ピッコラルージュ 寒さに強く2月頃でも十分な旨味
・アマルフィの誘惑 酸味が先行し、その後ジューシーな甘味あふれる
・サリーナエメラルド 美しい緑の色合いとパンパンの果皮、渋みはなく程よい汁感と爽やかな後味
・ロッソナポリタン 火入れすると旨味が増し洋食には使いやすい
・シシリアンルージュ 生が美味しいのでサラダに、細長の形はアクセントになる
WITH THE STYLE FUKUOKAメインダイニングcotton.そして南青山 THE AOYAMA GRAND HOTEL 4F THE BELCOMOでは、早速このトマトを使った料理がオンメニューされました。お近くの方は、是非お試しください!!

