Season 1
SEASON 1 TEAM
GOCHITABI DAIRY
ご馳走旅日記
最古の歴史を持つ
和牛の魅力
日本で最も古い歴史を持つ”近江牛”。食肉が禁止されていた江戸時代でも、彦根藩では薬扱いにすることで法令の網をくぐり牛を育て、幕府や大名にこっそり献上していたそうです。
古くから愛された近江牛は、松坂牛や神戸牛と並び、日本三大和牛に数えられるものの、派手な宣伝をしていないという理由から、品質に対してリーズナブルな価格で楽しめるというのも魅力です。

千成亭ファームで出会った
愛される牛たち
今回訪問したのは”千成亭ファーム”さん。牛舎を見ると、かなり掃除が行き届いていることが一目でわかります。牛にとって居心地良い環境であるか否かが、養牛では肉質に直結すると言われています。愛されて快適に過ごす牛たちはとても懐っこく穏やか。
ブランド和牛のサーロインなどはサシが多く、私たちの料理スタイルでは少し使いづらいということもあるので、グリル用のランプやうちもも、そして煮込み用のスネをいただきました。
宿で調理し味見させていただいたのですが、これが本当に美味しいんです。上品なお肉の味と質感なのですが、脂の比較的少ない部位なので、クドさも全くありません。最近、近江牛専門の焼肉店が巷で大人気との噂を聞いていましたが、それにも納得です。どんなお料理になったのかは、後日の投稿をお楽しみに。
