GOCHITABI DAIRY
ご馳走旅日記
挑戦と工夫で生まれる特大イチジク
到着した際、開口一番「生ビール飲むか?」と、お茶目で愛らしいキャラで迎えてくれたのは、イチジク栽培では不可能と周囲から何度も言われる中、試行錯誤を重ね無農薬栽培を実現した伊藤さんの圃場。
伊藤農園のイチジクは、一般的なものの2倍ほどにまでなる蓬莱柿(ほうらいし)という品種。地下100mから組み上げた水をたっぷり与え、収穫直前に水を断ち糖度を高めるそうです。
無農薬の苦労とジャムの美味しさ
最も大変なのは、農薬を与えないことで仕事の負担が大幅に増えるということ。草刈りや、害虫との戦いはもちろん、隣のイチジク園には見向きもしない猪が、伊藤さんの圃場には頻繁に荒らしに来るそうです。無農薬の良質な土には元気なミミズも多く、さらにはイチジクに実が成り味を覚えると被害はさらに増大。
しかし伊藤さんは「薬を使わずに育てるのは本当に大変。だけど使わない。健康が一番だから。」と笑顔で語ってくれました。
訪問時にいただいた手作りのジャムは、余分なものが入っておらず味は抜群!! 早速、朝食での採用が決定しました。採用店舗は博多から徒歩5分、都会の中心にある全16室オールスイートのWITH THE STYLE FUKUOKA。2024年9月5日のリニューアルオープンをお楽しみに!!