SEASON 1 TEAM
ご馳走旅日記
テロワールが香る
CAVE D'OCCIの挑戦
山梨県や小樽周辺を中心として、そのクオリティとともに人気が高まっている日本ワイン。”ご馳走旅”でも、これまで様々なワイナリーを訪ねてきましたが、新潟県は今最も勢いのあるワイン生産県のひとつ。“滞在するワイナリー”というテーマをかかげ、ワインの生産はもちろん、レストランや宿泊施設、そしてスパまで備えたCAVE D’OCCI WINERYを訪ねました。
葡萄の品種や醸造技術と同様に大切にされているワインの味わいを決める要素、それがテロワール。葡萄畑を取り巻く環境です。海に近いロケーションの土壌は、何百何千という年数をかけ、日本海から吹く風が海の砂を陸に吹き上げたサラサラの土地。砂地で作るワインは葡萄の品種が持つ香りを開かせる特徴があるそうです。
2005年に出会った、この土地で育てるべき葡萄品種。それが”アルバリーニョ”。イベリア半島の北西部を原産とする白ブドウで、スペインの白ワインを代表する高貴な品種とされています。
このアルバリーニョを使ったクラシカルなワインをはじめ、食用葡萄を使って作る「ハッピーな気分になってほしい」という想いを込めた”ファンピーシリーズ”、醸造家自身が飲みたいものを追求したナチュール”動物シリーズ”と、3つのコンセプトを軸に商品を展開。
泊まって味わう
非日常の“ワインステイ”体験
CAVE D’OCCIさんが掲げるのは「ワインを都市で売るのではなく、来てもらって飲んでもらいたい。」というコンセプト。宿泊、食事、読書、スパと、ワインを愉しみながら過ごす非日常の体験は、間違いなくワイン好きの心を満足させてくれます。次の旅行のご予定は、”新潟ワイン旅”なんていかがでしょうか。