Season 1
SEASON 1 TEAM
GOCHITABI DAIRY
ご馳走旅日記
琵琶湖という「動いた湖」が育んだ文化
琵琶湖の最北端、高島市マキノ町の漁師 中村水産の3代目中村清作さんを訪ねました。
琵琶湖は、世界的にも珍しい古代湖として知られているのをご存知ですか?約400万年前に現在の三重県伊賀市付近にできた湖が、その後の断層運動の影響で形を変えながら移動してきたものであり、現在の位置に定まってから約40万年という、極めて貴重な移動した湖なんです。
海がない滋賀県において、県民にとって「うみ」のような存在。琵琶湖には50種類の魚が生息し、そのうち商用は20種。琵琶湖の魚は本当においしい。一番好きなのは「冬の鮒の刺身」です。と、語る中村さん。


湖の魚が、グランプリをとる時代へ
神経〆することで遠方にまで高品質のビワマスを届けられるようになったり、2016年の「第4回Fish-1グランプリ」では「天然ビワマスの親子丼」が海の魚を抑え、「プライドフィッシュ料理コンテスト」の部門で堂々のグランプリを受賞するなど、近年の琵琶湖の魚事情は大変注目されています。
ビワマスはサケ科の琵琶湖固有種で、旬の夏にはトロのような上質な脂が乗り濃厚な旨みをもつとのこと。刺身と醤油漬けの腹子を組み合わせた琵琶湖ならではの親子丼。是非食べてみたいですね‼︎
