Season 1
SEASON 1 TEAM
GOCHITABI DAIRY
ご馳走旅日記
築145年の古民家から
生まれるクラフトスピリッツ
高く登った太陽が湖の水面に煌めくお昼頃時。目的地付近に辿り着くと、一際目を引く建物が。茅葺き屋根の名残りあるライトブルーの屋根と煙突、縦張りのウッディーなサイディング。素敵なファサードに期待感が高まります。
長野で訪ねた噂の蒸留所は、創業初年度ながら注目を浴びるYAMATOUMI farm & distillさん。築145年の古民家を改装した素敵な蒸留所を訪ね蒸留家の瀬木さんにお話を伺いました。
個性豊かなハーブが香る
YAMATOUMIの蒸留酒
瀬木さん自ら工作放棄地を開墾してつくったというハーブ園には、ホーリーバジルやレモンバームなど普段目にするものもあれば、ワイルドベルガモットやオーデコロンミントなど、私たち料理人にとっては馴染みの薄いハーブも多くあり、歩いているだけで楽しくなってきます。
蒸留所中には、乾燥させたハーブや果実、そして色とりどりの花弁の瓶が並び、奥には美しいフォルムと輝きを放つ銅製の蒸留機。天井に吊るされたミラーボールは外光を受けやさしくひかめいていて、とても居心地よい空間が広がっていました。
この地特有のボタニカルを使い、瀬木さんの個性を通じて纏わせたYAMATOUMIの蒸留酒はまさに、四季の表情豊かな長野・野尻湖の土地の味。新進気鋭の蒸留家が生み出すジンの3rd batch(3作目)YAMATOUMI GINを使ってTHE AOYAMA GRAND HOTEL4階SHIKAKUではジンソーダをご用意しております。