ご馳走旅日記
岡山で出会う本物のジェラート
搾りたてからわずか3時間以内の生乳だけを使用したジェラート。そのクオリティは、本場イタリアですらお目にかかれないと噂されるほどです。ジェラート好きなら、この一品を求めて岡山を旅する価値があるでしょう。そして幸運なことに、訪問をきっかけに私たちの店舗でも取り扱いを目指して開発が進んでいます。近いうちに、より身近で楽しめる日が来るはずです。
地元岡山で「これぞ本物」を追求する小さなジェラート屋”松崎牧場ジェヌイーノ“さん。イタリア語で“本物・真実”が名前の由来です。
“本物の味”を支える循環の物語
「良質な牛乳は、健康な牛から」。その信念のもと、牧場では牛たちの健康と環境に優しい循環型の農業が実践されています。牛が食べる草はすべて自家製。堆肥には地元のコーヒー店から提供されるコーヒー粕を混ぜて匂いを抑え、床材には近所の木工所から出るカンナ屑を使用しています。また、キリンビール岡山工場から提供されるビール粕は、貴重なタンパク源として活用。さらに、お米を飼料に加えることで、さらっとした口当たりの美味しい牛乳を目指しています。牛たちはストレスのない環境で育ち、人懐っこく穏やかな性格。広々としたフリーストール牛舎で自由に過ごし、出産期にはさらに広いスペースが与えられるなど、細部にわたる配慮がなされています。
市場には濃厚な味わいのラクトアイスも多く出回っていますが、本来のジェラートは”アイスミルク”として軽やかで自然な味わいが特徴です。ジェヌイーノでは生クリームや脱脂粉乳を多用せず、牛乳そのものの美味しさを活かした本物のジェラート作りにこだわっています。本場イタリアでも、搾りたての生乳を使った出来立てのジェラートを提供する店は稀。そんな稀少な体験がここでは叶います。
ジェヌイーノの”プレミアムミルク(牛乳60%使用)”は、しっかりとしたミルクの風味がありながら、驚くほどサラッとした口溶けの良さが魅力です。また”ファームミルク(牛乳80%使用)”はさらに濃厚でありながら、くどさのない味わいを楽しめます。本物を求める真摯な姿勢から生まれる、こだわりのジェラートと乳製品。その一口には、牛たち、土地、そして作り手のすべてが詰まっています。