GOCHITABI DAIRY
ご馳走旅日記
野菜の美味しさは甘さだけじゃない
近年のテレビ等で取り上げられる野菜は、糖度の高さが過剰に誇張されているいるように感じます。甘さは美味しさの指標のひとつであることは間違いないですが、それ以上に大切にしたいのが野菜本来の旨み。
例えばトマトに関しては、ただ甘いだけではなく、酸味とのバランスや、コクのある深み、時には、昔ながらの青臭さが求められることもあります。
平田農園が追求する“甘すぎないトマト”
今回訪ねた”平田農園“は、就業当初から糖度と酸度のバランスを大切にしてきたトマト農家さん。収穫されたばかりプチトマトの横には糖酸度計が置かれ、糖度7%〜酸度0.5〜0.8%というメモ書きが。目指すのは、糖酸比(糖度÷酸度)=12〜15を指標とした、甘過ぎずついつい手が伸びるプチトマト。
日照で酸度を上げ、控えめに与える水で細かな味わいをコントロール。7〜8月の旬をあえて外して、6月や10月に出荷のピークを迎えます。
店舗での取り扱いが楽しみな、程よい酸味と完熟した甘みのバランスよいこのプチトマトは、ギフトパックとしても人気があり、橙(オレンジチカ)、黄(イエローミミ)、赤(チカ)の3種セットは、トマト好きの方へのプレゼントとしても喜ばれること間違いなしです‼︎