SEASON 1 女子 TEAM
旅を軌道に乗せ
Plan・Do・Seeの文化にした者たち
男性シェフと女性シェフを区別すること
この時代 それ自体がナンセンスなのかもしれない
しかし 料理の世界には確実に男性らしい料理、そして女性らしい料理が存在する
旅の参加に自ら手をあげた女性シェフ3名

ご馳走旅日記
無農薬・有機肥料で育てる“結びの神”の力強い旨み
稲刈りの代行業として起業されたおじいさまの想いを受け継ぎ、鈴鹿市で無農薬栽培や有機質100%の肥料で稲作を営むスズカトラクターへ。
出迎えてくれた太田さんが振舞ってくれたのは、炊き立ての白米。幸せすぎる朝ごはん。いただいたお米は、かすかに黄色い胚芽が残る浅めの精米歩合で、粒が大きく主張の強いおかずなしでも食べ応えを感じる事ができます。
お話を伺うと、この日いただいたお米”結びの神”は7分付き(白米の精米歩合を10割として7割)とのこと。玄米と白米の中間と表現するとわかりやすいのではないでしょうか。白米だけでなく、イタリアのカルマローリ米に、日本の品種を掛け合わせたリゾット米を扱っているのも、嬉しいポイントのひとつ。鈴鹿サーキットで大会がある際は海外ゲストが入り浸るというお近くのレストランTrattoria YAMAKAWAで、米の試食に…といただいたパルミジャーノのリゾットは、弾力ある米のプチプチ感と、口の中で追いかけてくる米の旨みが素晴らしい味わいでした。
精米歩合も選べる
食いしん坊にやさしい米づくり
「稲刈りの後は田んぼって寂しいですよね。映えなくてすみません。」とおっしゃっておりましたが、土の中には虫たちが。それを求めて小鳥が田一面でさえずる様子は、安全に最大限配慮しているからこそ見ることのできる風景。
事前に連絡すれば好みの精米歩合で準備してくれるサービスもあり、健康志向と食いしん坊の両方を満足させてくれる素晴らしい農家さんでした。