Season 1
SEASON 1 女子 TEAM
旅を軌道に乗せ
Plan・Do・Seeの文化にした者たち
男性シェフと女性シェフを区別すること
この時代 それ自体がナンセンスなのかもしれない
しかし 料理の世界には確実に男性らしい料理、そして女性らしい料理が存在する
旅の参加に自ら手をあげた女性シェフ3名

GOCHITABI DAIRY
ご馳走旅日記
暗いうちから始まる競り
女性シェフたちの初体験
まだ暗いうちからずらりと市場に並ぶ魚。女性シェフ達は、はじめての競り見学で朝から大興奮です。訪ねたのは紀伊長島漁港。魚匠海人の橋倉さんが案内してくださいました。
土地土地によって競りの方法は異なり、オークションのように金額が上がる競り上げ方法が主流ですが、競り人が価格を下げていきながら挙手によって落札が決まるせり下げ方式などもあります。そして紀伊長島漁港ではまた違った方法がとられていました。
仲買人は黒板調の札を持ち、落札希望金額を記入。それを一斉に挙げ、最も高い値段を提示した者が落札できるというもの。必ず欲しいものは高い値段を出せば手に入れることができるというメリットがあるそうです。
変わる海と変わらぬ情熱
そして、近年の水温上昇により三重県沖で獲れる魚が変わってきており、最近それが特に顕著との事。伊勢海老においては福島や宮城でも捕れるようになったりと、海を取り巻く環境が変わっており、昔に比べると魚は減少傾向に。「それでも、漁師ってのは夢がある仕事なんですよね。」と語る板倉さんの話に、シェフ一同も終始釘付けでした。