Season 1
SEASON 1 TEAM
GOCHITABI DAIRY
ご馳走旅日記
みかんとともに江戸へ運ばれた味
「明治時代、この辺りには家が1000軒くらいあって、醤油蔵も100軒くらいあったんですよね。当時はここのすぐ横が海で、みかんと一緒に江戸に送られることで和歌山の醤油は広まっていったんです。」と語る角長(カドチョウ)7代目加能恒儀さん。
蔵が守る麹と杉桶の静かな時間
醤油発祥の地 湯浅町に現存する数軒の蔵の中でも、麹から手作業で醤油を製造しているのは唯一ここだけ。稀少な醤油が生み出される有田町最古の蔵の中を見学させていただきました。
入った瞬間に香る、甘くうま味を感じる複雑な香り。蔵付き酵母を守るため1897年の創業から、なるべく内装材を変えずに大切に使われてきた蔵には長い歴史を感じることができます。ひとつで3000本分の醤油が作れるという182年の時を刻んできた吉野杉の杉桶の中で、最大3年をかけ角長の醤油は生まれます。


“一滴の芸術”を体感できる味わい
濃厚で奥深い味わい、独特のコクと深み、そしてまろやかな口当たり。日本遺産にも登録された角長の本物の醤油はネットショッピングでも購入可能です。是非体感していただきたい逸品です。

