GOCHITABI DAIRY
ご馳走旅日記
甘さ×酸味=苺の完成形
甘い苺は数多くあれど、私たちが思う美味しい苺とは、甘さに加えて酸の輪郭がはっきり現れたもの。甘味と酸味のバランスが非常によいとされている奈良のブランド苺”古都華”の中でも、トップシェフからも高い支持を得る中井農園さんを訪ねました。思わずうっとりしてしまうほど、圃場に到着した途端にハウス外まで漂う苺の香り。ハウスの中に入ると交配のための蜜蜂が飛んでいました。
苺が一番美味しい
“朝採り”を届ける
中井さんが生み出す古都華の美味しさの秘密。それは土づくりにあります。水耕で苺を育てる農家さんも多くありますが、安定というメリットがある反面、ブレは出る恐れはあるものの凝縮した味わいの土耕に勝るものはないと中井さんは語ってくれました。そして新鮮ないちごを届けるため、朝採りを徹底した収穫は、午前1時頃からはじまり、その日のうちに宅配ドライバーに託されます。
海がなく四方を陸で囲まれたちり的優位性。そして、夏は暑く冬は寒い寒暖差と、比較的降水量が少なく台風の影響をあまり受けない事も味わい要因のひとつでもあります。
ならあかり、アスカルビーなどとの糖度比較や食べ比べもさせていただき、お土産の苺もたくさんいただきました。みずみずしさ、高い糖度、酸味のアウトラインが秀逸な苺のお味は、ECサイトや加工品直販所「ストロベリー工房」でもお試しいただけます。