GOCHITABI DAIRY
ご馳走旅日記
300年の歴史が紡ぐ
極細の手延べ技術
素麺といえば、兵庫県の揖保乃糸や、香川県の小豆島手延素が有名ですが発祥は奈良県。素麺が生まれた地として知られる桜井市三輪で、創業300年を超える三輪山本さんを訪ねました。
生地をよじり紡いで伸ばし、折るようにして細い形状へ成形される手延べそうめん。ローラーに通し薄くしたものを切って成形する機械式との違いは、「ツルッとした喉越し」と「コシのある食感」。それに加えて三輪山本さんの素麺の強みは、国内最小径0.3mmを実現した技術力の高さにあります。細い素麺は和食の椀ものなどでも使われていますが、食通としても知られる秋元康氏さんが、三輪山本の素麺を地球最後の日に食べたい一品としても挙げたほど。
そうめんからパスタへ
新しい挑戦
さらに、イタリアンの店舗が多い私たちとしても嬉しいお話がパスタ麺の開発も行われているということ。カッペリーニとして使えるデュラム小麦を使った手延べ素麺は、つるつるした食感に反しソースとの絡みが良いのが特徴とのこと。現在店舗では新メニューを開発中。お楽しみに!!