SEASON 2 P TEAM
新たな指標を掲げ進化させる者たち
関東エリアのシェフで構成
エリアを絞り、自店舗から比較的近い地域を深掘りすることで
より有用性の高い食材との巡り合いを期待する
0期、1期のメンバーのバトンを受け取り、新たな指標を掲げ
この旅を進化させる者たち
ご馳走旅日記
トンネルで守られる
伊勢海老の生命力
旅の2日目の朝。狭い一本道を抜けると、目の前に広がる海景が迎えてくれた丸大水産さんへの訪問。初日の旅は内陸でしたが、ここに来たことで改めて千葉県を訪ねていることを実感しました。
丸大水産 田中さんの営業所は、料理界の隠れた名所として知られています。規模は小さいものの、評判を聞きつけ有名シェフたちも足を運ぶほど。
インディージョーンズの映画さながらのトンネルを奥へ進むと、たくさんの生簀の中には立派な伊勢海老が。漁獲時に網にかかった伊勢海老は体力を消耗し弱っていますが、ここで十分な休息を与えてから出荷されます。ツルハシを使って人力だけで掘られたというこのトンネルは、三代前から大切に受け継がれており、風の影響を受けず安定した温度が保てることが伊勢海老の品質につながるそうです。
九十九里が誇る
大粒で旨み濃い地蛤
さらに、九十九里でとれる立派な蛤も取り揃えており、貝毒を防ぐための水もしっかりと管理されています。珊瑚の死骸で酸素濃度とpHを調整し、オゾン殺菌装置をも備える徹底ぶり。
蛤が恋しい季節を迎えた今日この頃。THE AOYAMA GRAND HOTEL20階のイタリアンレストラン Rossiでは、立派なプリプリの蛤が嬉しい、蛤出汁とフレッシュトマトのパスタ”地蛤のマリナーラ タリオリーニ”をご用意しております。